ニュース&イベント

Solutions
Home > ニュース&イベント > Press Releases > 2008

エニア、将来的な長期存続性を確保するプロセス間通信ソフトウェアを発表

移植可能でスケーラブルな IPC サービスのシームレスなアップグレードが容易になる Enea LINX のプロトコル / フィーチャー・ネゴシエーション機能

2008 年 6月 9日、スウェーデン・ストックホルムおよびカリフォルニア州サンホセにて
ネットワーク・ソフトウェアおよびサービスの世界的リーディング・プロバイダであるエニア (Nordic Exchange/Small Cap/ENEA) は、本日、分散型テレコムシステム用プロセス間通信 (IPC) サービス Enea LINX の機能強化版を発表しました。Enea LINX は、プロトコル / フィーチャー・ネゴシエーション、優先メッセージング、Enea Element のサービス時アップグレードのサポートなど、サービス全体の可用性を高める機能を数多く備えています。

プロトコル / フィーチャー・ネゴシエーション機能は、Enea LINX の全バージョン間の互換性を確保します。これにより、配備された各システムに対するシームレスな IPC アップグレードが容易に行えるようになり、可用性が高まります。優先メッセージング機能は、障害状態により輻輳したシステム内の通信を維持することで、サービスの可用性を向上させます。サービス時アップグレードは、サービスに支障をきたすことなくライブシステムでソフトウェア・アップグレードを実行できるようにします。

エニアのマーケティング担当部長 Terry Pearson は次のように述べています。「Enea LINX は、移植可能でスケーラブルな分散型ソフトウェアの構築に最適な IPC テクノロジーであり、将来にわたって長く利用することができます。プロトコル / フィーチャー・ネゴシエーション機能は、そうした Enea LINX の長期存続性の上に構築されたものです。これにより、機器メーカーは、Enea LINX の既存実装との互換性を損なうことなく、各ノードベースで Enea LINX の最新アップグレードを活用することができます。」

配備済みのシステムにおいて基本的な通信プロトコルをアップグレードすることは、大きな問題です。システムは通常このプロトコルを使ってシステム全体を管理するため、多くの場合「すべての」ノードを新版のプロトコルにアップグレードすることはできません。プロトコル / フィーチャー・ネゴシエーション機能は、将来のリリースに過去版との後方互換性を持たせることで、システムの長期存続性を確保します。例えば、開発者が新版の Enea LINX をある特定ノードにインストールすると、(他のノード上にある)既存の Enea LINX ピアと自動的に通信を行って共通機能セットを特定し、それをデフォルトとして設定します。これにより、システムの他の部分に影響を与えることなく、Enea LINX の最新バージョンの追加やアップグレードを各ノードで個別に行うことができます。

 
Enea LINX について
透過的なメッセージベースの分散型システム用 IPC サービス Enea LINX は、スケーラビリティとパフォーマンス性に優れています。TIPC など競合する IPC テクノロジーよりも高いパフォーマンスを発揮します。また、DSP やマイクロコントローラーなどのノードから複雑なクラスタ型トポロジを持つ大規模ネットワークへ拡張できる唯一の IPC テクノロジーです。

Enea LINX は、複数のオペレーティングシステムとプロセッサを使用する複雑な異種分散システムの設計を大幅に簡素化します。オペレーティングシステムやメディア / インターコネクト(すなわち、ギガビットイーサネット、RapidIO、PCI、共有メモリなど)に依存しません。また、透過的な IPC サービスであるため、複数の CPU やオペレーティングシステム上で実行するアプリケーション・プロセスが、あたかも同一オペレーティングシステム、同一の CPU 上で実行しているかのように、相互に通信できるようになります。この透過性により、LINX ベースのアプリケーションを、複数のプロセッサやオペレーティングシステムにわたって容易に配置できます。さらに、アプリケーション・コードが変更されても、システムの拡張や再構成を容易に行えます。

Enea LINX は、信頼/非信頼メディアを介して、コントロールプレーンとデータプレーンの両方に対して、信頼性の高い決定論的な高速トランスポートを提供します。また、TCP、UDP、SCTP などその他のデータ・トランスポート用ベアラ・プロトコルのカプセル化をサポートします。Enea LINX は、信頼性を向上させるため、エンドツーエンド・フロー制御、接続監視、冗長リンク / ノードの組み込みサポートを備えています。また、実行時構成、クラスタトポロジの自動検出・保守を提供することで、ネットワーク管理を効率化します。

無料版のオープンソース・ソフトウェア Enea LINX for Linux は、SourceForge の Web サイト https://sourceforge.net/projects/linx からダウンロードすることができます。

有料版では、Enea OSE リアルタイム・オペレーティングシステム用 Enea LINX の価格は、1ライセンスあたり5,000ドル (10ユーザ) からとなっています。また、Enea OSE ck DSP リアルタイム・オペレーティングシステム用 Enea LINX の価格は、1ライセンスあたり5,000ドル (10ユーザ) からとなっています。

 

Enea について
Enea は、リアルタイム・オペレーティング・システム(RTOS)、ミドルウェア、開発ツール、データベース技術およびプロフェッショナル・サービスのリーディング・サプライヤです。通信インフラストラクチャや携帯端末、医療機器、自動車制御システムなどの高可用性システム向けにソフトウェアとサービスを提供しています。Enea の主力オペレーティング・システムであるOSEは、世界の3G携帯電話および基地局の約半数で使用されています。 Eneaは、700名以上の従業員を擁し、ストックホルム株式取引所に上場しています。詳しくは www.enea.com をご参照下さい。

 

Enea®, Enea OSE®, Polyhedra® は Enea の登録商標です。
その他の全ての会社名、製品名は各社の登録商標もしくは商標です。

 

本プレスリリースに関する問い合わせ先:
エニア・エンベデッド・テクノロジー株式会社
広報担当 荒川由紀
〒101-0052 東京都千代田区神田小川町1丁目4番2号 風雲堂別館ビル4F
Phone: 03-5207-6167  Fax : 03-5207-6169
Email: yuki.arakawa@enea.com